日本各地を旅行する際に意識するようになった神社やお寺の存在。
僕も今までは観光地やその土地のグルメを楽しめればいいなと思っていました。
それが時間とともに、その土地に根付く歴史に触れたいと思うようになってきたのです。これも旅行の楽しみ方のひとつなんでしょう。歳のせいじゃないと信じたい。笑
旅行の経緯
今回、神戸に出張した際に訪れました。
「日本最古級の神社・生田神社」の存在は訪問先を調べた時に発見したもので、僕もそれまで知らずにいた神社です。
知らずにいたとはいえ、出張の機会に知ることができたので参拝してきました。
人生何があるかわからないものですね。
生田神社とは
創建は201年とのことなので、今から1819年前となります。
最古級と言われいているのがうなずけますね。
伊勢神宮内宮にお祀りされる天照大神(あまてらすおみかみ)の和御魂(にぎみたま、神様の優しさの側面の事。)あるいは妹神と伝えられ、稚くみずみずしい日の女神様であり、物を生み育て万物の成長をご加護する神様として、ご崇拝を集めています。
参照:生田神社HP
ご利益は
“ご縁結びの「いくたさん」”の愛称で親しまれているほど、「縁結び」にご利益がある神社です。
当社の御祭神「稚日女尊(わかひるめのみこと)」は機殿たはどので神服をおられる女神様です。糸を合わせながら織り成す。人と人の縁を結ぶ。
生田神社HP:恋愛成就より
戦前より家運隆昌夫婦円満のご神徳を戴こうと、神前結婚の式典を執り行っており毎年数百組の新家庭縁結びの神として信仰されております。
「糸と糸を織り成す形から、人と人の縁を結ぶ」なんて、なんと素敵な神様なんでしょう!って思ったのはきっと僕だけじゃないと思います。
その「糸」をモチーフにしたお守りや、「水みくじ」という自然にあふれる生田神社ならではのおみくじもありました。
「神戸」の名前の由来
なんと!驚いたことに「神戸」という地名の由来は生田神社から来ているようです!
神社に付属して、租税を神社に納めた民
参照:Weblio
三宮・元町の周辺が古くから生田神社の神封戸の集落(神戸「かんべ」)であったことに由来する
参照:ウィキペディア
新型コロナウィルス感染症の影響(2020.3.14現在)
残念ながら、新型コロナウィルス感染症の影響は、神社まで押し寄せてきています。
トップページでは、開催予定だった祭事が中止または延期となっています。
今後の情報はホームページやインスタグラムで更新されるとのことなので、訪れる前に一度確認してみるといいでしょう。
生田神社HP:https://ikutajinja.or.jp/
また、手水舎も感染拡大を防止するため使用が出来なくなっていました。
これは少し切ない気がしますね。。
手水舎で手を清めるのは、手を清めることで身も清めたと同じ状態になるそうです。その状態で参拝をするのがより良いという習わしです。
手を清めることは出来ないですが、この状況下では、神様もきっと理解してくれるはずです。
信仰する気持ちが何より大事ですからね!
まとめ
僕の話になりますが、今回、訪問ラッシュの中で訪れた「生田神社」でした。
実際は、商談後の参拝ではありましたが、結果、良い返事も頂けました。
これも1つの「縁結び」なのかもしれないと思っています。(また、お礼しに伺います!)
人それぞれの「縁」を紡いでくれる生田神社、ぜひ、近くによった際には立ち寄ってみてください!