歯の健康=ほぼ身体の健康!サプリよりダイエットよりまずは歯の環境を整えよう!

皆さんは、歯医者さんで「歯」のケアって定期的にしてますか?

虫歯になったり歯が欠けたりと調子が悪くないらない限りは中々行くことって無いと思います。

確かに体の健康は健康診断があるので調子が悪くなくてもメタボリックシンドロームや血圧などのチェックできますし、お薬やサプリである程度症状の緩和ができてしまいますよね。

その反面、歯の定期検診って「よし行こう!」と思わない腰が重いものだと多くの人が思っているのではないでしょうか。

 

筆者
僕は今年、数年ぶりに歯医者に行き、「虫歯治療」と「歯石除去」をしてきました。
僕も腰が重いなーって思っている内の一人でしたが、以前から歯のザラザラ感も気になっていたので今回行くことにしたのです。
(正直)めんどくさいと思ってはいたものの、結果、行ってよかったと思えています。虫歯が悪化する心配がなくなり、歯がツルツルになったのもありますが一番は、「歯」の健康状態が体の健康状態にも影響しているということを知ることができたからです。
意外に思えるかもしれませんが、歯=健康に繋がっているのだそうです。
なぜ、歯の健康が体の健康にも繋がるか?、健康を損なうとどうなるのか?についてまとめ、歯のケアをするために役立つ「歯間ケア」の重要性についても紹介したいと思います。

健康の最大の敵は【歯周病】

よく耳にする「歯周病」という言葉。

読んで字の如く、「歯の周りの病気」なのですが、どういった病気かというのはなかなかわからないですよね。

これは、歯の周り、つまり、歯茎や歯を支える骨などが溶けてしまう病気なのです。進行すると、歯そのものがダメになるという病気です。

 

2017年の数値ですが厚生労働省の調査によると歯周病の患者数は驚くことに【398万人】もいるそうです。

人口にしたら約31%です。結構多いですよね。

日本人は長寿、といわれがちですが案外、100%健康というわけではない可能性も高いかもしれませんね。

 

歯周病になるとどうなるか

では、歯周病になるとどうなるのか?

歯の周りをキレイにしていればかかることはない病気なのですが、細菌の感染によって引き起こされてしまい、歯茎や歯の骨が溶けてしまうだけでなく、そこから様々な病気の引き金を引くことになります。

以前までは「不治の病」とまで言われていた歯周病ですが、今では予防はもちろん治療も可能ですので「怖い部分」を知って、各々が出来る対策をしていきましょう。

心臓病

歯と距離がある心臓にまで影響があるの?と思うかもしれませんが、実際あるようです。

メカニズムを簡単に説明すると、歯周病の原因菌が動脈硬化を誘発する物質を出して、血管内を狭める物質が溜まり流れが悪くなることで心筋梗塞などの病気を引き起こすのだそうです。

この血管を狭めている物質が血管から剥がれて血流に流されたら今度は先細った血管に詰まることにも繋がります。

 

脳梗塞

脳でも心臓と同様に、歯周病が原因で血管を詰まらせる原因を作ります。

健康な人と比べると歯周病患者は3倍近い割合で脳梗塞になりやすいと言われています。

糖尿病

歯周病は糖尿病の合併症と言われてきたそうです。

実際、糖尿病患者は歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いので歯周病治療で糖尿病も改善することがわかってきてもいるそうです。

 

 

自分の歯の状態を知る

自分の歯の状態を知っておくことでどういった対策をすれば歯の健康寿命が伸びるのかどうかと言うのがわかってきます。
そのためには、歯の健康のプロである「歯医者」さんに看てもらうことが一番。
歯石があれば、磨き残しがある、ちゃんと磨けていないということが分かるし、歯茎が腫れていたら細菌が入り込んで炎症が起きているということが分かるので早めのケアが必要だということが分かります。
これ、歯医者さんで教わったことです。
自分では気づけません。というより、知らないことだと思います。
ただそれでも「知る」ことで、歯磨きの仕方にも工夫が加わってより歯の健康を意識できるようになります。

歯磨きだけじゃキレイにはならない

残念なことに、丹念に歯ブラシで歯磨きをしても完璧にキレイにすることは出来ないそうです。

これは、歯医者に教わったことなのですがびっくりしました。

 

筆者
歯ブラシだけじゃキレイにならないのか、、、

 

歯の表面はキレイにできたとしても、歯と歯の「溝」をキレイにするのが重要になってくるのだそうです。

ではどうするか?

それは、次に書く「歯間ブラシ」と「デンタルフロス」を一日に一回する(寝る前)ことが大事とのこと。

しかも、歯ブラシだけよりも歯間ブラシ、デンタルフロスを使うほうがよりキレイになるのだからやらないわけには行かないと思います。

 

歯間ケアの種類は様々

この記事を書くまでは「歯間ブラシ」と「デンタルフロス」は同じものだと思っていましたが、厳密には違ったようです。

歯間ブラシ

簡単に言うと、歯の付け根に溜まったカスなどを部分をキレイにする用の道具だとなっています。

ワイヤー式だったりゴム式のものもあります。

歯石はこの歯の付け根部分にできやすいので、その食べカスを取り除きたいときに使います。

 

歯間ブラシ - 歯間ブラシ ストックフォトと画像

デンタルフロス

そしてデンタルフロスは、紐状のものです。

手で巻いて使うものや持ち手付きのものがあり、歯と歯が密着した部分に使います。

歯と歯が密着した部分はフロスが通りにくいのでちょっと力が必要です。なので思いきって歯茎までフロスが突き刺さって歯茎を傷つけないように気をつける必要があります。

ただ、歯医者さんから、歯茎と歯の境目のところにもプラークが貯まることもあるので優しくこそぎ落とすようにしてあげるといいと教わりました。

実際これは診療室で歯医者さんに実際にフロスで施術してもらったときに教わったことなので、イメージでやってみるのは歯茎を傷めることにつながるので、これから実践するのはおすすめしません。

「そうゆう使い方もある」というのだけ知っておいてください。

 

パステルブルーの背景にデンタルフロスと新しい白いプラスチック容器を保持している男の指。歯の衛生学の概念。クローズ アップ。視点ショット。 - デンタルフロス ストックフォトと画像

 

Y字の形が使いやすくて便利

クリニカアドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ 18本入×3個

僕が今使っているのは、このY字タイプのもの。大体このセットで800円しないくらいです。

奥歯周辺の食べカスを取るのに、F字タイプのものだと手が届きづらかったのですが、Y字タイプだと糸が持ち手に対して垂直になっているので扱いやすいです。

そして、フロスが丈夫なので数回は利用できるので経済的です。

 

歯間ケアは夕食後の歯磨きのときにやる

歯間ケアは一日一回と書きましたが、一番オススメのタイミングは夕食後です。

これをやると想像以上に歯がスッキリした気持ちになり、癖になる場合もあるかもしれません。

なぜ夕飯後が良いかと言うと、夜は一番雑菌が増えやすい環境下だからです。

人によっては、口を開けて寝てしまう人いると思います。そうすると、口腔内が乾燥し抗菌作用が低下して雑菌が増えていってしまうのです。

朝起きて「口が臭い、、、」というのは雑菌が繁殖したせいだと思っていいでしょう。

 

なので、少しでも雑菌を増やさない腰輿するため、雑菌の餌となる食べカスを取るために夕飯後に歯間ケアをするのがオススメなのです。

まとめ

歯=健康、調べてみると単に歯並びとか口臭に影響が出ると思っていたのですが、実際は心臓、脳、糖尿病、メタボリックシンドロームにまで悪影響が出るのですね。驚きました。

歯の表面をキレイにするだけでなく、歯の隙間もケアしてキレイな自前の歯を一本でも長く持ち続けたいものですね。

そのためにも、毎日丁寧にコツコツと手入れをしていきましょう。

 

 

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