【登山ログ】日本百名山・木曽駒ケ岳と千畳敷カールを巡る2020年夏、写真53枚で振り返る。

このお盆休みを利用して、友人と中央アルプス最高峰の「木曽駒ケ岳」へ登山をしてきました。

初の駒ケ岳なので、例年だとどれくらい人がいるのかは分からないですが、臨時便のバスやロープウェイが出るほど人がいました。

懸念はあるでしょうが、久々に賑わった雰囲気の場に訪れられたので気分は良かったです。

 

さて、今回の記事では持ち物、気温、登山道の状況についての記録を残そうと思います。

道路状況はガラガラ

僕らが訪れたのは、8月15日の終戦記念日。

(寝坊したので)9時過ぎに宿を出発。

バスセンターがある「菅の台バスセンター」に向かいました。

道路はガラガラ。

宿の隣部屋にいた方地元の居酒屋で食事をしたときにママに聞いた話では、8時のロープウェイオープン時に行くのが混まなくていいとのことでしたが、昨今の状況からして混まなかったのだと思います。

菅の台バスセンター

ここで、バスとロープウェイのチケットを買います。

交通情報はこちらから

駐車場代金は800円。

バスの発着場に最も近いところは300台も収容可能とのことでしたが、10時前ですでに満車。
友人と「満車か。これは、ヤバイかもな。。」と話したのを今でも鮮明に覚えています(3日前の話)。

200mも離れていないところに車を止めて身支度をしました。

 

ポイント

身支度はできる限り済ませていったほうがいいです!

(臨時便もありますが)バスの発車が30分毎となっているため、一本乗り遅れると到着まで単純に30分遅れることとなるためです。

僕らは幸い5分後に臨時便が来たので待ち時間が少なく済みましたが、身支度はある程度整えてからバスセンターに向かいましょう

 

チケットの支払いは、現金でもクレジットカードでも可能です。
使えるブランドが多いのは、外国人の登山者も多いからだと思います(結構いました、裸足で登っているマダムもいました)。

 

 

価格は4,200円。

決して安い金額ではないですか、下山して思ったのは妥当な金額だなということ。

山自体登りやすくて景色も食事も楽しめましたし、登山前後の移動に体力を使わないで済むなら僕はこの金額で問題ないと思っています。

 

 

上の緑の部分:ロープウェイのチケット
下のピンクの部分:バスのチケット(降車時に切り離して渡します。)

 

 

この記事を書いていて思い出したのですが、使い終わったチケットをポケットに入れたまま洗濯してしまったんですよね。

見事にぼろぼろになりましたが、なんとか形は保ってくれました。。笑

 

 

バスから千畳敷駅までは山道を30分走ります。

車一台通れるぐらいの狭い道をひたすら走ります。
これは、神経使う道ですね。。景色を見る余裕がないと思います。

 

 

途中、川が見えるのですが文字通り透明です。

風も気持ち良いので、ちょっとした観光気分です。

 

 

しらび平駅に到着

涼しさに目が溶ろけています。

 

ロープウェイは61人ほど乗れます。

混乱を避けるためか整理券で乗車状況をコントロールしているようです。

千畳敷からしらび平駅に戻るときも同様でした。

 

 

館内アナウンスで番号が呼ばれるので、呼ばれたら列に並びます。

ロープウェイ内で見晴らしのいい場所を取りたいからと言って順番がまだなのに並んでいる方がいたのか、スタッフの方に釘を差されていました。

 

 

ロープウェイ内の天井に日本最高所駅ということもあり「2612m」と山のシルエットを表したイラストが有りました。

結構好きかも。
(ステッカー買うの忘れたなぁ。。)

 

 

ロープウェイの運転所要時間は7分30秒。7m/秒のスピードで登っていきます。

ロープウェイ内では、ガイドさんが見どころスポットを要所要所で教えてくれます。
この日はラッキーなことに富士山が見えたそうですが、人が多く乗っていたので車内からは見られず。
ただ、登山中にはちゃんと見ることができました。

 

 

中間地点で、しらび平駅に戻るロープウェイと遭遇しました。

 

 

めっちゃ天気いいです。
復路は曇だったので、タイミングよく青空見ることができてよかったです。

 

 

千畳敷駅に到着。

気温は驚きの18.8℃です。

え、春先の気温?いえ、見間違いではありません。

18.8℃です。東京より20℃以上涼しいです。そりゃ、目が溶ろけます。

 

標高2612mにある「日本最高所駅・千畳敷駅」

*下車後は混雑防止の為立ち止まれないので復路のロープウェイを待っているときに撮影しました。

 

 

奥に富士山が見えます。ちっちゃいけど、黒い影がぴょこんと出ているのがわかります。

 

 

次の写真はスマホで撮影しました。

青空と空気がキレイなせいでしょうか、編集なしでこの綺麗さです。

 

 

11:30
無事に下山できますように(出来ました、ありがとうございます!)。

 

 

ここからでも富士山見えます。

雲の雰囲気がいいですね。

風はありますが、半袖でも全然登れます。

 

ポイント

ここでポイント。

この後、八丁坂という急勾配を登ります。汗ばむくらい暑くなるので半袖でもいいです。

もちろん日焼け対策をする方は上着を着ていても問題ないですが、道も狭くなり、バッグから上着を取り出して〜としていると他の登山者の往来を妨げかねないので、脱ぎ着するものは腰に巻くなどして登ったほうがいいでしょう。

 

 

11:56
途中、狭いですが休憩スペースはあるので、登ってきた道を振り返りながら、息を整えて体力を回復させましょう。

2600mですので、空気が薄く結構息切れしますからね。

富士山↓

 

12:06
35分程で乗越浄土に到着。

想像以上に風が気持ちいい(汗かいたので本音は寒い)!!

 

 

いい眺め。

 

 

12:09
気圧の影響もあり、コンビニで買ったチョコケーキ(カロリー400オーバー)がパンパンに。

食べきっても全然それ以上のカロリー消費したと思います。

 

 

他の登山者の方々とお喋りしながら10分ほど休憩して、中岳に向かいます。

中岳(2,925m)は、17.2℃ほどの気温なので上着を着ました。
流石に汗をかいた後で曇りの中は寒かったです。

 

ちなみに、乗越浄土〜中岳まで移動の間に曇りだしました。
上の写真を撮った20分後には曇り空です。

 

 

ビビり腰ですが、ジャンプしてみました。

 

 

12:33
中岳から、木曽駒ケ岳に向かう先にあるキャンプ場。

 

 

想像ですが、夜は最高の星空が見えるんじゃないかと思っています。

晴れますように。

 

 

12:45
木曽駒ケ岳までもうすぐ。

 

12:56
無事登頂!!

 

到着後、晴れ間が見えました。

 

 

登山の持ち物

どこの山に登るか決めずに来た今回の旅。

ガッツリ過ぎず、ある程度のことはカバーできる格好でいこう、ラフ目にしようと思い今回の格好にしたので参考にはならない部分もあると思いますが使ったギアを書いてみます。

  • ノースフェイスの防止
  • ノースフェイスのパッカブルパーカー
  • UNIQLOのナイロンTシャツ
  • アウトドアパンツ
  • 100%ウールの登山用靴下
  • コロンビアの登山ブーツ
  • ナルゲンボトル

 

靴下はDARN TOUGH(ダーンタフ)というブランドでした。

2度富士山でも使いましたが、いい値段するだけあってまだまだ現役です。

ナルゲンボトルもかれこれ3年以上使っていますが、タフです軽くて便利です。
今回登山道に3回ほど落としましたが割れることなく使えています。

木曽駒ケ岳

駒ケ岳神社で登山できたことを感謝しました。

また来ます!

 

標高が3,000mに満たないとはいえ空気は薄いです。

それでも、少し休めば回復も早いので登りやすいなと感じました。

このとき13:25、登り始めてから2時間ほどです。

 

 

そして、下山。
トレッキングポールがあったほうが楽だと思います。

トントンとリズミカルに下っていきましたが、どんどん膝にダメージが溜まっていっていました。

 

13:33
再び、中岳の山頂まで向かいます。

 

13:55
戻ってきました。

 

13:56
休憩して下山。
登山時の空の様子と比べくと別世界みたいですね。

それにしても、、急だ。

 

 

14:26
無事にハウスに到着。

約3時間で戻ってこれました。

帰りのロープウェイの待ち時間が1時間もあるとのことなので昼飯を取ることに。

 

 

最初は、名物の「ソースカツ丼」と思っていたのですが、、、、

 

 

YAMA盛りカレー(1,500円)にしました。
ご飯の量は350g

信州のりんごを使った甘口のルーとドンと乗せられた信州牛が疲れた体に一気に吸収されていくわけです。

 

登山にはカレーですね。

ここのカフェは16時までやっています。ありがたい。

 

 

15:43
時間になったので、ロープウェイ乗り場へ。

往路とは打って変わって景色は雲の中に。

 

 

下山し、バスに乗り「菅の台バスセンター」へ戻ってきました。
このときには空模様もすっかり回復。

山の天気って変わりやすいんですね。

 

まとめ

都会は真夏日が続きますが、標高の高い山であれば、その暑さを忘れられるぐらい涼しい風と心洗われる景色を見ることが出来ます。

突発で行ったので事前情報がありませんでした。
情報があれば楽しみ方ももう少しは変わったと思いますが、それは次回の楽しみにしたいと思います。

秋には秋で景色も一味変わって来ることでしょう。

その前に夏の青々と茂る緑を堪能しに一度登ってみてください。

おすすめです。

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